◆北京五輪 ▽スノーボード男子ハーフパイプ決勝(11日、雲頂スノーパーク)
スノーボード男子ハーフパイプ(HP)決勝で、14年ソチ、18年平昌2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が、96・00点で初の金メダルに輝いた。3回目で逆転した。スノーボードでは、全種目を通じて日本勢初の金メダル。3大会連続の表彰台は、計り知れない価値ある頂点になった。日本選手が冬季五輪で3大会連続でメダルを獲得するのは初めて。2回目で前世界選手権王者のスコット・ジェームズ(オーストラリア)が92・50点、平野歩は91・75点をたたき出し、平野歩は2回目を終えて2位で3回目に挑み、最後に逆転した。
平野選手、感動をありがとうございました!!金メダルおめでとうございます!! そして、北京オリンピックを最後に現役引退を表明しているスノーボード男子ハーフパイプのアメリカ、ショーン・ホワイト選手。 平野歩夢選手にとって、ホワイト選手は幼い頃から世界のトップに君臨していたあこがれの存在でした。 五輪3度Vのショーン・ホワイトは4位。現役最終戦と位置づけた今大会を終え「スノーボードよ、ありがとう。これが私の人生」と涙を流し、ゴーグルをあげ、ヘルメットをとってゆっくりと滑り降りてくるホワイト選手。 その姿に、観客だけでなく一緒に戦っている選手からも拍手が送られました。 ホワイト選手、感動をありがとうございました!!!